今は、わが子の食育をきっかけに、お医者様に「過去にパニック障害でした」と言っても全く信じてもらえない程、元気になりました。当時の苦しかった過去のことは、日頃すっかり忘れてしまっているほどです。

ここからの記録は、あくまで「私の場合」の体験です。世の中にはたくさんの情報がありますが、ご自身にあてはまるかどうかをよく考えていただき、ひとつの参考としてお読みいただけますと幸いです。

私がパニック障害になった原因のひとつ

私が13歳でパニック障害になったきっかけは、学校でのストレスでした。さらに「嫌なこと」があった瞬間から、発作が出始めたと記憶しています。

ただ、その背景には「心」だけでなく「身体の栄養状態」も大きく関係していたのだと、今振り返っています。 当時、私は思春期真っ只中。体の変化も大きく、激しい部活動もしていて「貧血」の診断をもらっていました。「まだ子ども」ということもあり、薬の処方などの治療ではなく、食品から摂取する方法を指導されたのを覚えています。

また、その頃世間では「コレステロール」に注意するよう盛んに言われていました。たまたま私の母も、血圧などの検査のときに、病院から「塩分・コレステロールを取りすぎないように」という食に関するプリントをもらってきていたのです。

母は年頃の娘の為に、揚げ物の油をしっかりキッチンペーパーで押さえて取り除いたり、「肉や卵は身体によくない」という当時の情報から、それらを控えたりしてくれていました。 結果として、当時の私の身体には、健やかなメンタルを保つための油分や栄養が不足してしまい、それがパニック障害の発症や、ニキビなどの皮膚炎の一因に繋がっていたようです。

しかし、当時の病院や、私のために一生懸命作ってくれていた母を責める気持ちは一切ありません。たまたま時代背景と状況が重なって起こった、事故のようなものだと思っています。

あふれた情報を見抜く

私のパニック障害を解決する最大のきっかけとなったのは、のちに出会った「食育プログラム」でした。数ある重要な項目のなかで、特に私に響いたのが「自然海塩・良質な油を摂る」という内容でした。

全体を通して見えてきたのは、私は「現代版の栄養失調」に陥っていたのだという事実です。カロリー自体は足りているけれど、身体や脳を正常に機能させるための各栄養素が、圧倒的に不足していたのです。

現在、私がメンテナンスで定期的にお世話になっているお医者さん(西洋医学と東洋医学の両方を取り入れている病院です)は、次のようにアドバイスをくださいます。

  • 肉や卵などの「たんぱく質」「脂質」を積極的に摂る
  • 糖質や炭水化物は控える(自然と摂りすぎるため)
  • 塩分と水分補給を心がけて「脱水予防」

現在も世間では「塩分控えめ」という風潮が続いていますが、その先生は「塩分に配慮しなくてはいけない特定の病気『ではない人が』、過剰に控えすぎるのはかえって危険である」とお話しされていました。現在注目されている「脱水」の原因の一部も、実は糖質の摂りすぎや塩分不足から来ている、というお話でした。

私自身の体験としても、積極的に良質な塩分(精製された食塩ではなく、平釜製法などで作られた天然の自然海塩)や、良質な油分の摂取を心がけてから、体質が良い方向に激変しました。本当に良いアドバイスをいただいたと感謝しています。

パニック障害になった当時、情報はテレビや病院から当たり前のように流れており、健康の為にと信じて実践したことが、残念ながら不調の引き金を作っていました。また、夜遅くまで勉強や制作、仕事に没頭したことで睡眠時間が減り、睡眠の質が低下していたことも、身体に大きな負担をかけていたようです。

パニック障害は「自分を管理して解決に向かえる」

パニック障害を克服する道は、人それぞれ色々あると思います。 私の経験からわかったことは、医療にすべてを「治してもらう」のをお任せするだけでなく、「自分で」日々の生活習慣を整え、体質改善をしていく意識がとても大切なのだということです。

どのお医者様も、お薬を開発してくださっている方も、みんな「病気の人を治したい!」という温かい思いで尽くしてくださっていました。ただ、お薬だけに頼るのではなく、土台となる「生活の営み」そのものに目を向け、習慣を見直すことが、私にとっては解決への大きな鍵でした。

そして何よりも、周りの人に理解・協力してもらうことが、とても大切です。 病気の症状があったり、薬の副作用がある中で、生活習慣を変えるなんて本当に難しいことですよね。
もしそのような環境がないなら、本気で環境を変えることも検討してください。

「こころが弱い」から動けないのではない。 「からだの調子や状態が整っていないから、こころが不調になっているだけ」

ということを周りに理解してもらえると、自分自身も、周りの方も、もっとお互いを大切に、楽しい時間を過ごすことができるようになります。

誰かを責めたり、自分を追い詰める必要は一切ありません。あなたが安心して毎日を過ごすためのひとつの情報として、この記事を参考にしていただければ幸いです。

※このストーリーは個人の実体験に基づく記録です。食事療法の効果には個人差があります。現在加療中の方は、必ず主治医の先生にご相談の上、ご自身の体調に合わせて参考になさってください。

あとがき

ここに掲載されている当時の記事は、2019年に書いたものでした。 それから月日は流れ、たくさんの方にお話しさせていただきました。

  • 学校に行けなかった子が勇気を出してきてくれたこと
  • ご家族も一緒に頑張ってきたこと
  • おうちの人や先生には言えないけど、こっそり相談に来てくれた子
  • おうちの方ご自身が不調で、不安を話にきてくれたこと

オンライン相談では、たくさんの方がパニックや鬱に悩んでいることをリアルに感じ、一緒に次のステップを考えてきました。書ききれないくらいのエピソードが、たくさんあります。たくさんのご縁を、いつも本当にありがとうございます。

私自身も、親になり、皆さんのお話を伺う立場になり、見えてきたことがあります。
パニック障害も身体の「正常な防衛反応」みたいなものなんですよね。予期不安も。 無理しすぎてるから正常に体が働いて、「今はそっちじゃないよ」って教えてくれているだけ。

本当は、怖くなったら「私を守ってくれてありがとう」って、実は自分自身に「感謝」を伝える場面なんです。最近ふと、このことに気づいて、みんなに言いたかった。病気自体は辛いけど、自分を守る為の「強いメッセージ」だということです。

今はすんなり受け入れられないと思います。でも、それでいいんですよ。「 自分のタイミングで」じゃないと、どんな情報も受け取るのは難しいものです。

だからこそ、後悔しないように、自分で小さなステップでいいから「決断」して、行動を重ねる練習をしてください。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。 当時の私も、あなたのお役に立つことができたなら、きっと喜んでいることと思います。

一歩踏み出したい、本気で変わっていきたいと思った方は、全力でサポートさせていただきます。当時よりもさらに多くのことが分かってきましたので、頼ってきてくださった方には、そのすべてをお伝えしていきますね。

良い未来を描けるよう、これからは一緒に仲間を作りながら、充実した毎日を過ごしていきましょう^^

みやた ひとみ


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